こんにちわ、
お部屋の掃除をしていた私。
「今年も使わなかったぜ、ベイベ」
蚊取り線香の入れ物に溜息。
お引越ししてから我が家に蚊が
一匹もきやがりませんで、
一度も使わずにインテリア化してます。
我が家の蚊取り線香入れで御座る。

嗚呼、使ってみたい。緑のグルグルから
煙が出るのを一目で良いから見せて欲しい。

しょうもない野望を披露した所で、
今日は重々しく人生論を一発。

誰もが一度は悩む
人は、何故、生まれてきたのか。

壮大です。壮大な悩みです。
私は２度ぶち当たりました。

先ず一度目は中学１年の頃
ありがちでは御座いますが
「生まなければ良かった」
実親に生まれた根源を否定された時。
※本心でなくとも過去未来含め
　ワースト１の駄目台詞だと思う。
　お母さんは言っちゃ駄目だよ？

生まれた理由を否定されると
子供は自分の存在が揺らぎます。
結局は考えても答えなんてなくて、
大人だって生きてる理由なんて
知らないものなんだから。

誰かに褒められなくても良い。
誰かに認められなくても良い。
今は生きてる最中で結果に等しい
意味なんて考えるだけで愚問。
自分の為に人生を愉しむ。
１３歳の私は難問をこう打破した。

２度目は社会人５年目の頃。
経営系で仕事量が半端なかった。
寝る時間以外は仕事で、
朝8時から夜０時の上に
通常勤務外はサービス残業＆出勤。
今で言うブラック企業ですね＾＾

ポスティングで数百件の家を
廻ってる最中に見上げた空がまた
美しくて思わず血迷った。

「人生８０年、睡眠で６／１。
　月６休日一日１６時間労働では
　人生半分の４０年は５/４が仕事。
　社会の歯車だな、私。
　何の為に、生きてんだろ」

何せ私は趣味人間。
仕事も愉しいけど３０代から本腰。
２０代は兎に角したい事を
経験する為に自己投資。
仕事はお金を得る手段の位置付けでした。
だから、歯車日常に虚しくなったんです。

自分の為に生きてる私だから、
後悔しないように生きたい。
出来ること、したいことはしよう。

勿論、仕事を一途にやり遂げる
誰かの為に生きる人生は素晴らしい。
でも私みたいな人生論もあるのです。

その仕事は辞めて趣味と仕事の両立、
２０代遣り残しないよう愉しみました。

人は、何の為に、生まれてきたの

これは永遠のテーマになると思います。
ただ人生の半分に到達して今思うのは、
何を残せたのかで人生の評価がわかる。

ただ、
人生の価値は未来で評価されるけど、
人生の生きる意味は今でも確認できる。

子供を産んで育てたこと
動物達の一生を世話したこと
企業に功績を残したこと
自分の作品で人を感動させたこと

偉業だけじゃないんです。
日常の些細な瞬間に誰かを笑顔にした。
それだけで、
私たちは生きる意味も価値もある。

そして、私が願う最期は
人生を愉しみ過ぎて遣り残しや
悔いがある人生だけど、後悔の色なく
「これで、良い」
愚直に言えるほど自分の人生を
納得したものにしたい。

そして、自分が何の為に生きたのか？

他人に何をしてあげたのか、
そこで自分の人生は評価される。
でも自分の人生の意味は
自分が最期にわかれば良いや。

我が家の蚊取り線香入れにも
言ってあげたい。

緑のグルグルが入らなくても
君は我が家のインテリアとして
意味が、ある、と。