NO ONE is SOMEONE

空疎な風に想うまま 趣味、人生感、記憶を文字へ

私は小説に恋してます。

こんばんわ、

ぶっ通し読書タイムを満喫しておりました。

何れまたご紹介させて頂きます。


私と小説は不思議な関係です。

物思ついた頃から絵本、児童文学書を読んでました。

今回は、

私と小説の関係を恋愛仕立でご紹介致します。


それは、盲目的な 恋 でした。
知れば知るほど愛しくて愉しい!

小学校の低学年の頃は図書館が一番好きで、

学校図書室は勿論、市の図書館に入り浸りでした。


クルミ割り人形、ガリバー旅行記、人魚姫、ユニコ、

ノンタンシリーズ、バーバパパシリーズ、グリグラ、

モモちゃんシリーズなど記憶におぼろげにあります。
嗚呼、懐かしい、大好き。


恋は移ろいやすく儚く脆い。
安定すれば刺激を求めて余所見しちゃうの。

小学4年生の頃、初めて漫画を読みました。

なんて斬新で面白いんだ!感動。

其処から図書館とは縁遠くなり、

家で赤川次郎サマの吸血鬼エリカシリーズ、

ティーンズ小説の皆川ゆかサマの

ティーカップシリーズなんて細々と読んでました。

双方、キャラクターがとても可愛いんです!


心に 嘘 はつけないのも 恋。
浮気が本気になれば、冷めた恋とは決別なの。

中学になると漫画の割合が増え暫くは小説なんて、

ほとんど読まなくなりました。

物語を文章で読み慣れれば文章から絵図が脳内へ

自然に描かれてゆくのですが、漫画は全て絵に

描かれ一目で理解出来る、もう芸術です。

漫画は漫画で素晴らしいのですが、

小説とは大きく異なります。

小説は物語を読む、漫画は映画と同じ観る感覚。

だから、文章が全く読めない、

読む気すら起らなくなりました。


運命の恋は 必ず巡り会い、愛になる。
何気なく振り向いたら、そこに貴方が居たの。

漫画も徐々に読まなくなり始めた社会人の頃、

姉と見た映画「死神の精度」に感動し、

完全活字オタクの姉が購入した原作本で完全に

ノックアウト致しました。
文春文庫『死神の精度』伊坂幸太郎 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
※映画と文庫本では構成や表現が違っており、
 また各々の良さがあるので見比べをお奨めです。


そこから伊坂幸太郎サマの作品を全て読み漁り、

抑え切れない活字欲求で無差別に色々な本を

読み漁る日々が数年続きました。

そういう意味で伊坂幸太郎サマは、

私と小説のキューピットなのです。感謝します。


愛にだって倦怠期はある。
愛してるのにダメなの、でも大丈夫。

愛してるからこそ、離れても必ず貴方に戻れるの。

それから環境や状況が変わったりする都度、

離れたりくっついたり、数年の間隔で小説とは

不思議な関係でお付き合いしております。


離れても離れられない、離す必要もない。
心の趣く儘に愛してゆきます。


皆様も心から愛せる何かに巡り逢えますように。