NO ONE is SOMEONE

空疎な風に想うまま 趣味、人生感、記憶を文字へ

昭和魂、美容室に吼える

こんにちわ。
今日も蒸し暑い日が続きますが、
蝉の勢いは弱まりました。
真夏の感覚から残暑の夏を感じております。


先日、髪の手入れに行って参りました。
私は美容室のおしゃべりが大嫌いな編固チャンです。


美容師サンが話上手、話下手関係なく、
髪に必要な話意外はする気になりません。


私は髪を切りにきたんだ!
その技術だけを魅せてくれ!!!


心の中で叫びながら表では愛想良く話してます。


更に話下手で一生懸命な美容師サンだと、
話題を掘り下げ私が気遣ってしまう始末です。


もう、疲れるんです…


そして、
何より疲労を感じるのは、おべっか美容師サン。
腕が確かで自分の意見も言える方も
稀にいらっしゃいますが、基本は言いなり。
褒めて持ち上げて気分を良くさせる明け透け戦法。


各技術職の現場でもサービス導入する時代ですが、
髪を洗い、カットしてセットする技量を高めた努力、
技術勝負、頑固一徹さの職人魂に魅せられたい。


私にはない素晴らしい技術も知識もあるだけで、
私には尊敬出来る髪の先生なのです。



…と、編固な私は思いますが、
決して唇サービスが間違いとは思っておりません。


おしゃべりを純粋に愉しんでストレス発散され、
美容師サンの人柄に惚れ通う方もおられます。



そこで考えるのはサービス業とは何か、なのです。


「抽象的で形のない贈り物を、
 お客様に如何に喜んで貰うか発想して実行する」
◆人それぞれに適したサービス


「他人の喜びを分ち合い、如何に自分に還元する」
◆他人へ従事する事に喜びを感じる奉仕精神


 一見、ボランティアに思えますが違います。
「自分の所属団体に金銭的に効率良く貢献する」
◆売上拡大を視野に効率良くより多く対象者を確保


サービス業務の難しさの所以は、
人それぞれに応じる技術だと思っています。


千差万別な人間の幾多の欲求に応じるには先ず、
幾多のサービス方法を使い分ける必要がある。


そして、
相手をドレだけ洞察出来るか、
何を求めているか見抜けるか、
一種の先読み力を備えてると鬼に金棒だろうな。



そこで、
専門職でもサービス提供化が進む美容室に
求めるサービスも夫々と断言したく思います。


対人間の仕事が多く人間疲れが激しい私が、
休日に行く美容室に求めるのは楽しさじゃない。


…頭部を労る極上の癒しなんです…


私が初めての美容室の値踏み方法
1.来店時に服装や髪型から好みを大まかに察知する。
2.髪を洗う丁寧な指先で癒される。
3.専門家の知識や意見、個人の発想を言え、
 私に適した髪質の処置をして頂ける。
4.髪に集中し寡黙に髪質に合ったカットをする美容師。


稀に遭遇するんですが、
ご近所では出逢えませんでした。


最近はもう諦めて、美容室は図書室に。
持参した本を読む事で欲するサービスを無言アピール。


流石に察知して頂ける事が多く助かっています。


そして最後に言いたい放題でしたが
美容師サンには土下座したい気持ちで一杯です




本当ッ!!!!
感じ悪い客でごめんなさい!!
恥も外聞も捨ててまでも休日は癒されたい。