NO ONE is SOMEONE

空疎な風に想うまま 趣味、人生感、記憶を文字へ

8~9月DVD/映画

今日和・ω・食っちゃ寝の秋ですね。
思い至って『秋』を喰らいました。


秋を食べる①
職場の夜御飯で期間限定「さんま」
お店で食べる焼き魚って美味しいのは何故。

秋を食べる②
ナスビを最高に味わう料理法は「焼く」
皮を剥いて生姜醤油で「そのまま食べる」


家のフライパンで焼かれるナスビに
哀愁を感じるのは何故。

秋を食べる③
最後の締め括りは柿。
無駄なアップ感なのに何かを物語りながら
無口に佇む表情になるのは何故。

漸く明日から日勤に戻り調整をすると、
4時間のズレで一日の終わりが早過ぎる
秋冷さを感じてDVD映画をしめやかに語ります。


3人の信長
お奨め度 ★★★★★

映画「3人の信長」本予告60秒
❖ご紹介文
信長の影武者が複数居て、同時に敵陣今川の捕虜に。
アレやコレと拷問に詰問を重ね、本物を探すも、
捕虜となった3人の信長に翻弄され惑わされる。


影武者を打ち首にしては今川の恥であり、
信長しか知らないたった一つの返事を求めるが故。


大群を率い桶狭間で敗戦し傷ついた自尊心と、
影武者として生きる自尊心の合戦が始まる。


❖お奨めポイント
3人の影武者のキャラと物語りはコミカルであり、
誰が本物の信長なのかと云う微ミステリーもある。


観てる側も予測し裏切られ泣けるのが面白い。
また、信長の破天荒さがまた格好良く思える。


笑いの中のちょこっと感動で観劇後は爽やかに。


エスケープ ルーム
お奨め度★★★★★

脱出ゲーム映画『エスケープ・ルーム』予告編
❖ご紹介文
密閉空間から知識を使って脱出してゆく、
リアル体感・脱出ゲーム。


賞金獲得、人生経験獲得、快楽の為、
目的も年齢も様々の男女が集った。


しかしそれは、生死をかけたゲームが始まる。


❖お奨めポイント
冒頭から釘付けになるスピーディな構成は良き。


ダラダラ前置き長い、中弛みするホラーが多く、
有り触れた設定であるも、最後までドキドキして
面白く観れた。洋画ホラーにしては久々の満足感。


カイジ ファイナルゲーム
お奨め度 ★★

映画『カイジ ファイナルゲーム』予告
❖ご紹介文
給料をケチられた派遣社員として極貧な生活を送る
カイジは、帝愛グループ企業の社長の大槻と再会。


金を持て余す老人主催の「バベルの塔」で勝利し、
一獲千金のチャンスを含むイベントへ協力参加。


資産の全てを他人が利己的に判定してゆく裁判。
「最後の審判」へ向けカイジの策略が蠢く。


❖駄目ポイント
冒頭のバベルの塔やらゴールドジャンケンは
面白かったのですが、中盤からハラハラしない。


策略への糸口や伏線が弱くて置いてけぼり。
実はこーで、こーでした♥ってネタ説明の展開×。
2の続編から心理戦術が物足りなくなってきた。
人間関係の変化や心情を描かず知略が目立ち、
カイジの人情味利いた良い台詞が響かなかった。


同ネタ説明系でもライアーゲームの方が好き。


パラサイト 半地下の家族
お奨め度 ★★★★★

『パラサイト 半地下の家族』90秒予告
❖ご紹介文
何事も巧くままならず内職で慎ましく貧民街で
暮らす娘と息子と両親4人家族。


富豪の家庭教師をする事になった息子が、
家族総出でその家の夫妻を騙し、家の使用人達
から職を奪って成り代わってゆく…。


その家の地下には秘密があった。
その秘密を知った家族はとんでもない事件を
巻き起こし、壊れてゆく。


❖お奨めポイント
貧困差ある人物を描いた社会風刺作品。
地味故に深甚と刺さる物悲しさがある。


貧民は泥塗れの家に住み、生きる事への必死さ、
浅ましい程の貧欲さを描きながら、純粋過ぎる
深い家族愛が感じられる。


富豪は綺麗な服や家、余裕ある優しい心を持つも、
純粋故に悪意のない一言=純粋悪が描かれた。


双方共に純粋な人間だったのは共通していた。


「身から出た錆」「自業自得」そんな言葉が
観劇後に脳裏に浮かんで悲しくなる作品でした。


今日のおまとめ/自分メモ
庶民の秋を堪能し
紅葉天ぷらがいと恋しい


そうだ 来年は箕面山へ行こう!


来年はやり残した今年の宿題が
沢山あって楽しみだね


愉しみが積もるのも これまた乙