貴族と奴隷/山田悠介先生/小説
今晩和・ω・コッソリ夜更かし中♥
今日は全く意欲がないまま、
ダラリモードで過ごしてました。
「何もしない日」「スイッチオフ」
省エネは自分に優しくて良いよね。
怠け者アピールしたところで
今日は読破済みの一冊を紹介します。
貴族と奴隷/山田悠介先生/文芸社
お奨め度★★
▩ご紹介文▩
盲目の少年と明朗で面倒見が良い少年、
男勝りで優しい少女は幼馴染だった。
中学生になったある日、謎の組織に拉致
された青少年少女達が数十人と地下で
2階級制度を強いられた監禁生活が始まる。
その生活は飢えと渇きに耐えた肉体的苦痛と
精神的苦痛に塗れた地獄そのものだった。
▩感想▩
学生を「監視」と「囚人」役に分け、
監獄生活をさせた場合、人間の精神構造が
どう変化するか研究した人体実験を思い出した。
閉鎖空間と緊迫した空気に追い込まれた人間は
如何なる人間でも発狂し異常を正常化してゆく。
戦禍もまた同様で最中の行動は常軌を逸脱する。
そして、此の作品も其の結果を描いているが、
山田悠介先生独特のオリジナリティが皆無。
また如何に人情味ある人間も発狂する世界なら、
悪意の存在は不要でより普通の感覚を持つ
少年達が変る事を描ききった方が人間の脆さや
発狂度合いに震撼できたのではないか…?
また主人公を盲目の少年にした意味があるか…?
盲目であるが故に、常人を逸脱した特別な五感の
才能がある少年もまた健全な少年と同じ人間だと、
誇張したかったのか…ソレはソレで棘がある。
それとも盲目な少年が甚振られる事で悪意ある
行為をより非道にみせたかったのか…?
最初から最後までフルスピードで読破出来る
世界観や物語の面白みはあれど読後がかなり
モヤっとします(笑)
今日のおまとめ/自分メモ
意欲が湧かない日は
取り敢えず何もしない
何もしないのは勿体ないけど
贅沢な時間の無駄遣いは悪くない
何もしてないゼロ地点のようで
振返れば結局の処《何か》した
その《何か》はきっと必要なモノ
その《何か》はゼロを満たすモノ
嗚呼 何もない一日
なんて良い響きなんだろう
怠け者・ω・心の言い訳ポエム
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