BLACK/山田悠介先生/小説
今晩和・ω・寒暖差で暖房つけた。
負け人間のワタクシです。
風邪以外でつけないマスクに慣れず
眼が更に虚ろになりながら仕事中は
専らハァハァ・ω・変態マスク状態。
アメリカ大統領が来日した某会議の折、
宿泊施設に隣接していたビルが勤務地だった。
ビルを取り囲む関東県警に何度も足止めを
喰らって職務質問の嵐の日々で御座いました。
「社員証つけてれば足止めされないヨ」
同僚は言うのですが…私には無意味でした。
出社ギリギリのある日も二度足止めされ、
遅刻する・ω・怒!思ったワタクシは脱走。
ヒールとタイトスカートで走る私に警官が
タックルする勢いで四方八方から駆け寄る
のを避け階段を駆け上がりビルへ逃げ勝ち。
だが3分遅刻した…負けたも同然だが、
私が爆弾テロリストか暗殺者なら
県警は大失態なのである・ω・ニヤリ★
しかしそんなに
人殺し顔なの・ω・デスカ?
変態マスク通勤も何時か捕まるんじゃ…
毎日ドキドキしているワタクシですが、
今日は読破済みの一冊をご紹介致します。
BLACK/山田悠介先生/文芸社
お奨め度★★★★★
▨ご紹介文▨
華やかな一軍時代から二軍落ちした野球選手。
島に幽閉され過酷な労働を強いられる異国の少年。
人間に嫌われながらも少女を愛する年老いたカラス。
三つの人生の最後を描いた短編集のようで
物語は全て繋がってゆく。
必死で誰かの為に生き抜いた魂が最後に望むのは…
▨読後の感想▨
リアル鬼ごっこの作者である山田悠介先生は、
ティーンズ小説のような口語体で理路整然とした
文脈は非常に読み易いです。
人間の醜悪さが滲み出るゲーム世界に似た
斬新な仮想世界がなんと言っても面白い。
ダークネス・ホラー・コメディ分野の印象が強く、
スピーディーに読め面白いけど余韻なしだったが、
10周年目の今回の作品は
非常に染みた。
ドラマの釈由美子サン主演のヘブンズゲートを
想い出す心にジーンとする話ばかりで、カラス
から見た世界にはグッ…と涙する場面もあります。
Aコース あそこの席 Xゲーム 親指探し
既に読破済みですが感慨深さを求めないなら、
サラッと読めて世界観が面白い上記4冊もお奨め。
山田悠介作品も全部読破したくなっちゃった。
今日のおまとめ/自分メモ
押し花ノート
シール帖
漫画&小説作家集め
小学生の頃のコレクト魂が
今もなお細々と健在です。
0円の価値のモノだとしても
コレクターには宝物なのです。
他人が踏み込めない絶対領域
グラスやカフェカップに珈琲種別のサイフォン
綺麗なお花が飾られた個人経営のBARや
純喫茶は人間味溢れた大人の絶対領域みたい。
上の棚をよく覗いてみると宝塚の写真
アンティークな珈琲器具に置き物が!!
さり気無く珈琲器具の置物がポツン。
至る所に宝物が隠されてるお店だった。
新聞紙入れがまたお洒落。
嗜好が雑然と溢れてるけどセンスが良い。
珈琲は勿論、卵焼きサンドも美味しい。
店主のレデェと世間話でほっこり昼休憩。
このコレクト魂が詰まった純喫茶は
腰の曲がったレデェの嗜好と年季と人生、
人間味溢れた温かい空間でした。
大人の絶対領域 なんか良い!
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