組み合わせ不良/小説・履き忘れたもう片方の靴
今晩和^^♪
お買い物の後の後の一息は
自販機の缶「ほうじ茶ラテ」。
ミルク紅茶って風味がないけど、
此方は茶葉の感じがしてお気に入りです。
前々から気になって仕方ないのだけど、
自販機にスープ系缶飲料で「ボルシチ」!
空腹を紛らわせる為に企業内の自販機なら、
理解出来るんだけど、飲食店が並ぶ繁華街、
…誰か飲む人が居るのかな…・ω・?謎。
街中の不思議に遭遇した私は、
今日は読破済みの一冊を紹介致します。
大石 圭先生
履き忘れたもう片方の靴
お奨め度★&読み易さ★★★★★
本の説明
感情を持たない青年が、闇世界の中で生きる
人の欲望に無抵抗に飲み込まれてゆく……
男性の尊厳、人間の尊厳、全て手放しても
彼は「いいよ」と穏やかに頷く。
何も求めない彼が唯一求めるものは、
窓から吹く風と…欠落した欠片だけ。
お奨めの対象
80%はセクシャルな内容になっているので、
同性愛・娼夫・ド級ハードSM等に興味が
ある方にしかお奨め出来ない本。
読み易さ的にはティーンズ小説に近い感じで
サラッと一気に読めてしまえる本です。
読後の感想
闇世界に生きる人の欲望を隠さず忠実に描き、
人の醜悪さが身に染み、最後ちょっぴり、
切ない感じはします。
しかし!
感情を持たない青年が主体!!
異常者の心理表現と行動分析表現は非常に良い
大石先生ですが、異常者が救われる展開はなく、
その日常を切り取って描くタイプである。
無感情な青年だけに感情移入する箇所はなく、
青年とその周囲の人の行為の嗜虐さのみが強調
されてしまったように思う。
この題材なら一般人を代表する準主役の視点で、
青年の過去や柵、課題を描いた方が良い。
そうすると!
大石圭ワールドではない!
要は題材間違えたね・ω・得て不得手がある。
本を閉じて思ったのであった…
同テーマでお奨めしたい作品!
映画 脳男 ★★★★★っす!
殺人マシーンとして育てられた
無痛症&無感情の青年が主人公です。
生田様の目も眉も微動だにしない
本格的アクション場面は鳥肌です。
最後が何とも言えない感情の渦に呑まれる。
観た人によって異なる結末になるような設定は、
小説の如く非常に奥深かった。
映画『脳男』DVD&Blu-ray発売記念 脳男プロファイリング動画
おまけ
伊坂幸太郎先生のグラスホッパー。
此方にも無感情の殺し屋が出てきます。
普通のサラリーマンが殺し屋達の殺し合い
バトルに巻き込まれてゆく。
非日常感とクセが強く格好良いキャラに
夢中になれます。
映画&小説共に良作でした。
今日のおまとめ/自分メモ
パステルカラーにレースフリフリ、
ズボンばかり履かされてた子供の頃、
お姫様&ザ女の子スタイルは憧れた。
大人になって試してみたが
実に似合わない現実に打ちのめされた。
好き≠似合う
神様って意地悪だよね?
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。